日本語版 Drupal の使用および当翻訳プロジェクトについての FAQ です。

localize.drupal.orgとは

  • localize.drupal.org (略称:l.d.o) は、Drupal 本体、拡張モジュールおよびテーマに含まれる文字列を協同的に翻訳・配布するために設けられました。drupal.org にて申請・承認された言語ごとにグループが存在します。
  • 詳細に関しては User interface translation on localize.drupal.org をご参照ください。

当プロジェクト/グループについて

Q. 日本語プロジェクト/グループの目的は何ですか?

このプロジェクトの目的は、日本語で Drupal を使用したいすべての人のために、Drupal 本体、拡張モジュールおよびテーマの日本語訳を提供することです。このグループは日本語翻訳プロジェクトを推進し、プロジェクトの目的を達成するために存在しています。

Q. 現在の活動状況は?

2023年4月現在、有志で翻訳の提案と承認が行われています。

他のWikiの最新化も少しづつ進める予定です。

Drupal日本語翻訳に特化したコミュニティやイベントは以下です。他にもあったら @kazuko.murata に教えてください。ここに追記します。

Drupalコミュニティで翻訳に興味のある有志で進めているので、
Meetupなどに参加してもらえるとどういうメンバーがいるのか分かりやすいと思います。

参考 : 2023年Drupalのコミュニティのイベント
Drupalイベント一覧 - connpass

翻訳ファイルの利用者向け

Q. [Drupal7向け] 日本語で Drupal をインストールするには?

Drupal日本語ローカライズ版 簡単インストール方法を参照してみてください。

Q. [Drupal7向け] 既存の日本語版 Drupal をアップデートするにはどうすればよいですか?

Drupal日本語化手順(既存インストールの場合)を参照してみてください。

Q. 既存の翻訳に間違いを見つけました。どうしたらいいですか?

ぜひ l.d.o./ja に加入して,訂正案を提出してください :-)

[Drupal7向け] Drupal日本語ローカライズ版 簡単インストール方法

osc2011 kyoto で配布した資料のテキストです。さらにわかりやすくなるように書き換えて行ってください。

ここからDrupalをダウンロードすると日本語化が超簡単。
Localized Drupal Distribution

l.d.oでの翻訳成果がそのままとりこまれます。
Distributionの形で配布されていますので、そのまま解凍してブラウザからアクセスすることでインストールできます。
Localization updateモジュールが同梱されており、その後の翻訳アップデートも楽になります。
Drupalのマイナーバージョンが上がっても追従してくれますので、Drupal本体を更新するだけでOKです。
さらに、追加した拡張モジュールに対しても自動での翻訳ファイルインポート・アップデートを行ってくれます!

また、l10n_clientモジュールを使うとdrupal.orgのローカリゼーションサーバーへの貢献も可能になりますのでぜひ使ってください。

手順

  1. Drupalのメジャーバージョンに合わせた l10n_install Distributionをダウンロードし、サーバーにアップロード。
  2. 解凍し、フォルダ名をドメインのドキュメントルートに合わせて変更。
  3. ブラウザで設定したドメインにアクセス。
  4. インストール開始時に「Localized Drupal」をチェックして【Save and Continue】
  5. 言語選択の画面がでてくるので、「Japanese (日本語)」選択し【Save and Continue】
  6. あとは、通常のDrupalと同じようにウィザードに沿ってDBの項目などを入力していきます。

参考リンク

(感謝 : pinerayさん他)

必要環境などについては以下の参考リンクの翻訳が非常にわかりやすくまとまっています。

なお、「Drupal日本語ディストリビューション」を「Localized Drupal Distribution」と読み替えてください。

[Drupal7向け] Drupal日本語化手順(既存インストールの場合)

Drupalの既存インストールの場合や、Acquia Drupal、Pressflow、OpenAtriumのようなディストリビューションを使われている場合の日本語化の手順です。
Drupal 6、Drupal 7で動作の確認をしていますが、フィードバックよろしくお願いします。

日本語化には2つの方法があります。

  1. Localization update モジュールを使う方法
  2. l.d.oから日本語の翻訳ファイルをダウンロードして、Drupalの管理画面からアップロードする方法

Drupalコアだけではなく、l.d.oで承認済みとなっている全ての拡張モジュールの翻訳も自動的に取り入れ、
新規翻訳があれば自動的にアップデートしてくれますので、(1) の方法がオススメです。

Drupalのマイナーバージョンが上がりコアを入れ替えた場合も、同じ手順で対応可能です。

(1) Localization update モジュールを使う方法

☆ Localization updateモジュールを設置。
 Localization update | drupal.org からそれぞれのバージョンにあったLocalization updateモジュールをダウンロード。
 解凍後、通常のモジュールと同じようにサーバー上の sites/all/modules/ ディレクトリに設置。
 Home > Administer > Site building > Modules へアクセスして [ Localization update ] をチェックし【Save Configuration】をクリック。
 同時に[ locale ] モジュールも有効化されるので【Continue】をクリック。

☆ 日本語を追加する
 Home > Administer > Site configuration > Languages へアクセスし、 [ Add Language ] タブをクリック。
 Language name: のプルダウンメニューから【Japanese(日本語)】を選択し【Add Language】ボタンをクリック。
 言語のリストにDefault言語を選択するラジオボタンが出てくるので日本語をチェックし、【Save Configuration 】をクリック。

以上で、日本語化完成です。
英語と併用して使う場合は、言語リストの「編集」から 日本語からは [パス接頭語:] の[ja] を削除し、英語に [en]を付けておくと便利です。

(2) l.d.oからダウンロードした日本語翻訳ファイルを使う方法

☆ l.d.oから日本語翻訳ファイルをダウンロードする
 Japanese overview | localize.drupal.org からバージョンに合った翻訳ファイルをダウンロード。

☆ Localeモジュールを有効化する
 Home > Administer > Site building > Modules へアクセスして [ Locale ] をチェックし【Save Configuration】をクリック。

☆ 日本語を追加する
 Home > Administer > Site configuration > Languages へアクセスし、 [ Add Language ] タブをクリック。
 Language name: のプルダウンメニューから【Japanese(日本語)】を選択し【Add Language】ボタンをクリック。
 言語のリストにDefault言語を選択するラジオボタンが出てくるので日本語をチェックし、【Save Configuration 】をクリック。
 
☆ 翻訳ファイルをインポートする
 Home > Administer > Site building > Translate interface へアクセスし、 [ Import ] タブをクリック
 Language file:【ファイルを選択】から さきほどダウンロードした翻訳ファイルを選択し【Import】ボタンをクリック。
 
以上で日本語化が完了します。
英語と併用して使う場合は、言語リストの「編集」から 日本語からは [パス接頭語:] の[ja] を削除し、英語に [en]を付けておくと便利です。

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